拳法

What is Nippon Kempo?

日本拳法とは

突き、蹴り、投げ、関節技。すべてを許された武道がある。 防具を纏い、拳ひとつで相手と向き合う——それが日本拳法。

History

1932年、澤山宗海が創始

日本拳法は1932年(昭和7年)、澤山宗海(さわやまむねとし)によって大阪で創始された日本発祥の総合武道です。 空手・柔道・ボクシングなど様々な格闘技の長所を融合させ、 「真の実戦性を持つ総合武道」として体系化されました。

防具(面・胴・グローブ)を着用してフルコンタクトで戦うスタイルは、 安全性を担保しながら実戦に近い技術を磨くことを可能にしました。 この革新的なアプローチが、日本拳法を他の武道と一線を画するものにしています。

戦後は全国に普及し、現在では自衛隊・警察・海上保安庁などの 実務機関でも採用されています。大学スポーツとしても盛んで、 全国の主要大学に部が存在しています。

TIMELINE

1932

澤山宗海が大阪で日本拳法を創始

1947

全日本拳法連盟(現:日本拳法全国連盟)設立

1950年代

大学への普及開始。各地に大学拳法部が誕生

1960年代

自衛隊・警察での採用が本格化

現在

全国で約3万人の競技者が活動

Rules

競技ルールの概要

試合形式

3本勝負制。先に2本先取した側が勝者。試合時間は通常3〜5分で、時間内に決着がつかない場合は延長戦へ。

有効技

突き・蹴り・投げ・関節技のすべてが有効。面(頭部)・胴(胴体)への突き蹴りが主な攻撃ポイント。投げや関節技でも「一本」が取れる。

防具

面(剣道の面に類似)、胴(ボクシング用グローブ付き)、その他の防具を着用。フルコンタクトでも安全に競技できる設計。

勝敗の決め方

「一本」(有効な打撃・投げ・関節技)で1本ずつ加算。2本先取か、時間終了時点での本数差で勝敗を決定。

団体戦

複数名が出場する団体戦形式。大学対抗戦では通常5〜7名で構成。チーム全体の本数で勝敗を決める。

礼節

試合前後の礼を重んじる武道精神が基本。技術だけでなく、人格の陶冶も日本拳法の重要な柱。

Equipment

防具について

剣道の面に類似した頭部保護具。格子状の鉄格子で顔面を保護しながら視界を確保。突き・蹴りを受けても安全。

胴体を保護するプロテクター。ボクシング用グローブが一体化しており、打撃の攻守両方を担う独特の構造。

その他

拳サポーター・脛サポーター・マウスピースなど。初心者は部の備品を借用できるため、入部直後の費用負担は少ない。

Comparison

他格闘技との違い

格闘技共通点日本拳法との違い
空手突き・蹴りの技術日本拳法は防具を着用し、フルコンタクトで投げ・関節技も許可
柔道投げ技・関節技の要素日本拳法は打撃(突き・蹴り)も組み合わせた総合武道
ボクシンググローブを使用した打撃日本拳法は全身への蹴り・投げ・関節技も技術の一部
MMA(総合格闘技)打・投・関節の総合性日本拳法は防具着用で安全性を確保しつつ総合技術を鍛錬

Practical Use

実用武道として

日本拳法は自衛隊・警察・海上保安庁など、実際の護身・逮捕術として採用されている実用武道です。 そのフルコンタクトの実戦的な技術体系が、各機関から高い評価を受けています。

自衛隊警察海上保安庁大学スポーツ

日本拳法に興味が湧いたら、まずは体験してみてください。

入部案内・体験申し込み